zz株式会社アウトソーシング
100-0005
東京都
千代田区
丸の内1-8-3

社会

マテリアリティ(重要課題)におけるKPI


就業機会の提供

  • ・日本の労働力減少という社会問題の解決に資する在留外国人の就労サポート人数を、2024年までに30万人、2030年までに50万人に拡大する。
  • ・教育とテクノロジーの力を駆使して、2030年までに3万人を労働集約セクターからスペシャリスト人材へのキャリアチェンジを実現する。

就業機会の提供

質の高い教育の提供

  • ・キャリアアップに向けた質の高い教育機会の提供を目的とし、グローバルに展開する研修プログラムの延べ利用人数を2030年度までに30万人とし、生産的な雇用への結びつきや働きがいへ貢献する。

質の高い教育の提供

多様性の尊重とダイバーシティ経営の実現

  • ・女性が活躍する社会の実現に向けてその推進を行い、役員総人数に占める女性の比率を2030年度までに30%にまで高める。
    ※役員とは、(株)アウトソーシングの取締役。

多様性の尊重とダイバーシティ経営の実現

産業全体の生産性の向上

  • ・グローバルかつ幅広い産業で蓄積した生産技術と先端的なデジタル技術を活用し、産業生産性を改善させるスペシャリスト人材をグローバルで2030年度までに10万人育成し、世界の生産性を向上させる。

産業全体の生産性の向上

グループ各社の取組

■在留外国人の就労サポート■
人事労務の専門的なサポート

 当社グループでは、日本の労働力減少という社会問題の解決に資する在留外国人の就労サポート人数を、2024年までに30万人、2030年までに50万人に拡大するという目標を掲げています。現在は新型コロナウイルス感染症の影響で来日が困難な状況が続いていますが、中・長期的には国内の労働人口減少により拡大に向かうと予測されることから、外国人技能実習制度・特定技能制度に関連する事業を積極的に展開しています。なかでもグループ会社のORJ社は、技能実習生の受け入れに伴い、受け入れ先の企業に発生する各種管理業務を受託して、採用・労務・福利厚生・安全衛生などの人事労務の専門的なサポート、行政書類の代理申請やコールセンターでの相談受付など、日本での生活面におけるサポートを行っています。また、現在は技能実習生のみならず、在留外国人にサービスを広げています。
 今後もORJ社を中心として、日本の労働力減少という社会問題の解決に取り組んでまいります。
2019年の日本語教育風景
2019年の日本語教育風景

【PICK UP】
在留外国人への SDGsの浸透に向けて

ORJ社では、在留外国人向けSDGs教育を推進しています。SDGs理解度調査をした上で、SDGsの基礎から、自社のSDGs活動、2030年までのKPIなどの研修を設計。多国籍のSDGs担当者を拠点ごとに置き、多言語と平仮名ベースの資料等を用いてSDGs浸透を進めています。

■スペシャリスト人材へのキャリアチェンジ■

 当社グループでは、アウトソーシングテクノロジー社を筆頭に、従業員や一般受講者に向けて、国内技術系のコア事業となる6つの技術分野(機械・電気・ネットワーク・建築・プログラミング・化学)と、ヒューマン研修を展開し、技術者として社会で活躍できる人材の育成を推進すべく、プログラムの構築を図っております。直近では新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、既存カリキュラムのオンライン化が急速に進み、スクールに通学するのと同じクオリティで教育を提供することを目的とした「オンラインライブ授業」を取り入れ、実際に教室のPCを遠隔にて操作できる環境を提供しています。今後はIT技術スキルに加え、「先端(DX)技術」「高度なビジネススキル」「各産業分野のノウハウやレガシー」に注力した教育を行うことで、ニューノーマルで実践的なデジタルリテラシーを持った高付加価値のあるミドルエンド・ハイエンドの人材育成を目指してまいります。
『KENスクール』での研修風景
『KENスクール』での研修風景

■女性活躍推進プロジェクト■

 当社では、女性マネジメント候補の育成を見据え、2018年2月に女性活躍推進プロジェクトを発足し、社員の意識改革や女性が活躍できる環境整備に力をいれています。「女性活躍推進に関する社員への意識調査」を実施した上で、課題や改善点を洗い出し、「ダイバーシティ&インクルージョン」、「意識・職場環境改善」、「キャリアプラン領域拡大」の3つの分科会にてアクションプランを設け、SDGsにおけるジェンダー平等の実現の観点からも、女性が能力を発揮できる社会づくり、社内改革等、企業価値向上に繋がる取り組みを進めています。
女性活躍推進プロジェクトの社内報(一部抜粋)
女性活躍推進プロジェクトの社内報(一部抜粋)

アクションプラン

1.育児/介護研修と制度周知(社員への浸透と制度活用の促進)
2.産育休者面談の実施(休職中のフォローによる復職促進)
3.インタビュー動画配信(グループ会社マネジメント層へのインタビュー)
4.他部署体験制度(1-2週間の他部署体験による視野拡大)
5.グループ間人材交流(グループ間の連携強化及びキャリアチェンジ)
6.職場環境の改善(業務効率化による働き方改革の促進)

インタビュー動画配信(海外グループ会社へのインタビュー)

 グループ会社の主に女性役員と男性の同僚へのインタビュー動画を四半期に1回配信しています。各国の女性役員のプライベートと仕事を両立しながらのキャリア形成の体験や経営者としての考え方、男性の視点での育児・家事への参加スタンス等をグループ社員と共有することで、女性のみならず男性社員も含め意識・モチベーションの向上を図っています。
グループ会社女性役員へのインタビュー動画 女性活躍推進プロジェクト
グループ会社女性役員へのインタビュー動画

■グループ各社の取り組み 株式会社アバンセコーポレーション

地域活性化と、在留外国人の暮らしやすさ・働きやすさを実現

 アバンセグループでは、ブラジルを中心とした日系人を日本に招聘・採用するためのネットワークを構築し日本各地の事業所に人材を提供するだけにとどまらず、地域の人々との交流を図り、地域活性化に貢献しています。 2017年に島根県出雲市に「しまね多文化コミュニティセンター」、その後、愛知県一宮市、島根県出雲市に保育園を開園し、日系人が家族とともに安全・安心に生活でき、働き甲斐のある労働環境創出を実現しています。

保育園事業

 アバンセコーポレーション社の保育事業開始のきっかけは、職場の近くに保育園を置くことで、子どもの存在を身近にさせるという思いからでした。運営するいずも保育園となかまち保育園は、企業主導型の保育園のため開園時間が長く、仕事で忙しい利用者の方からは大変ご好評をいただいております。また、小学生のほか、中学生もお預かりするわくわく児童クラブでも、日本人の子どもたちはもちろん、外国にルーツのある子どもたちの受け入れも積極的に行っています。
 今後も子どもをもつ親が働きながら快適に子育てができて、外国籍の方も安心してご利用いただける環境づくりのお手伝いを進めてまいります。
いずも保育園外観
いずも保育園外観
わくわく児童クラブでのおままごと風景
わくわく児童クラブでのおままごと風景

タレントマネジメント【AVANCE TALENT ACADEMY】

 従業員教育に関する新たな取り組みとして、タレントマネジメント【AVANCE TALENT ACADEMY】を開始いたします。主に日系ブラジル人対象のプログラムとなっており、職場風土の更なる理解や能力開発を見込んでいます。この取り組みを通じて、戦略的人材育成、人材の適正な評価、人材の適正配置による企業価値の向上を図ってまいります。(2021年8月スタート予定)

タレントマネジメント【AVANCE TALENT ACADEMY】での新たな取り組み

①パーソナリティ/エンゲージメント
アセスメント、キャリアシートによる適正・能力診断
②日本語レベルチェックに基づいた
レベル別教育

e-ラーニング
オンラインレッスン
+
既存の
現場教育
現場関係
労務関係
③研修
ビジネスマナー研修
異文化コミュニケーション研修
④生きがいサポート
通信制高校/大学との連携
通信教育提供企業との連携

■グループ各社の取り組み CPL RESOURCES LIMITED

ダイバーシティ&インクルージョン

 ダイバーシティとは、目に見える多様性と目に見えない多様性があることを認識し、顧客、応募者、コミュニティと連携し、包括的な環境を作り出すことが重要です。
 CPL社では、「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」を事業基盤の1つとしており、従業員、地域社会、市場の多様性を尊重し、受け入れています。職場における包括的なリーダーシップと平等を積極的に推進することで、年齢、性別、民族、性的思考に関係なく、会社への帰属意識を感じてもらえる取り組みを実施しています。
 また、D&Iに取り組んでいる企業を支援し、継続的な改善を図る仕組みを企業に提供している「アイルランド・ダイバーシティ・センター(Irish Center for Diversit(y ICFD))」と提携しています。

D&Iの6つのフレームワーク

 D&Iについて、6つの柱を設定しており、この柱を支えるために様々なプログラムを開催しています。ここではその取り組みの一部を紹介します。
LGBT Network
BeProud@CPL
Multicultural Working Parents
Carers Network Group
Our Generations@CPL Dis ability Gender Balance

BeProud

BeProudは、LGBTQ+ヘルプラインに対する資金調達やイベント開催の収益をLGBTQ+の慈善団体に寄付、SNSやWebサイトでメッセージの共有などの活動をしています。
BeProud

ジュニア・アチーブメント

ジュニア・アチーブメント・アイルランド(JAI)と連携し、ボランティア休暇を取得した社員が、恵まれない学校の子供たちにビジネスの世界を紹介するプログラムを実施することで、若者が教育を受け続けることを奨励しています。
Junior Achievement

メンタルヘルストレーニング

「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)研修」や「メンタルヘルスチャンピオン研修」を従業員向けに定期的に開催しています。メンタルヘルスチャンピオン研修は、2020年は2回の実施で約150名が受講しました。
Mental Health

選ばれる企業としての外部認識

インベスターズ・イン・ダイバーシティで銀賞・銅賞を受賞

 CPL社は、D&Iの取り組みにおいてアイルランド企業のベンチマークとなっている「インベスターズ・イン・ダイバーシティ」で2020年に銅、2021年に銀を獲得いたしました。これによりEquality, Diversity and Inclusion(EDI:平等、多様性、一体性)の成熟度を測定し、実証することが可能になります。
 銅の認定は、適切なD&I方針の導入と社員への効果的な周知、リーダーに対して研修の実施、銀の認定は、加えて全社員を対象としたEDIの意識調査が行われ、従業員の視点から公正さと帰属意識が測定されます。
 今後も社会が抱える問題について、継続して社員の意識を高めることに取り組んでいきます。

「Best Workplaces for Women」を3年連続受賞

CPL社は、企業文化の形成や維持に力を入れており、「Best Workplaces for Women」を2019年から3年連続で受賞しました。
これは、給与や表彰制度、研修、昇進の機会などに関して、女性従業員が公平に扱われる企業に贈られる賞です。今後も女性にとって働きやすい企業に選ばれたCPL社を中心として、女性が働きやすい職場づくりを進めてまいります。
BestWorkplaces
RRP

■グループ各社の取り組み RED Appointments

先住民族をはじめとする、多様性を重視した就労支援

RED Appointments社は、オーストラリアの人口の多様性を考慮したうえでのエージェント活動を行っています。現状、クライアントは多様な経歴、経験、視点を持つ人材を必要としているため、特に以下のような、求職活動において障壁となる可能性のある候補者の方の積極的な支援に力を入れています。
・ オーストラリア先住民
・ 障がい者
・ LBGTQIコミュニティの人たち
・ 文化的、言語的に多様な背景を持つ人々
・ オーストラリア国防軍退役軍人の候補者
また、従来は男性の比率が高い傾向にあったため、女性候補者の比率を高めることにも注力しています。
今後もすべてのオーストラリアの人々の雇用機会を最大化できるように、就労活動に取り組んでまいります。

■グループ各社の取り組み アウトソーシング

労働安全衛⽣の推進

○転倒災害防止講習
アウトソーシングでは、加齢による転倒災害の危険性、防止策、発生事例を知ることによる災害未然防止活動として、転倒災害防止講習を実施しています。2018年から2020年の当社内での転倒災害を分析したところ、40代以上の従業員が多く被災しており、また、骨折など重篤なけがに発展する事例があるということが背景にあります。講習は座学だけでなく、骨密度測定や体操なども取り入れており、より実践的な内容となっています
講習の様子
講習の様子

⼼と⾝体の健康づくり計画

アウトソーシングでは、毎月保健だよりを発行しています。生活習慣病予防、睡眠に関してなど毎号テーマを設けていますが、とりわけ昨今のテレワーク環境におけるメンタルヘルスケアには特に注力しています。ストレスチェックテストの実施や、電話カウンセリングの相談窓口を設けて、社員の心と体の健康管理の支援体制を拡充しています。
保健だより1月号
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カウンセリングサービスのご案内
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